腰痛の為の後屈(ラジオ体操vsバンザイ)

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腰痛の為の後屈(ラジオ体操vsバンザイ)

院長のブログ

2018/09/17 腰痛の為の後屈(ラジオ体操vsバンザイ)

当院へ来院された方に言っていることで、上半身を後ろへ反らせる後屈のやり方は「バンザイをしながら行ってください」とアドバイスしています。腰が痛い方は、上半身を後ろへ反らせる時にラジオ体操で行っているように、両手を腰に当てて上半身を後ろへ反らせる動きをしています。しかし、腰に手を当てながら上半身を後ろへ反らせると、首や肩甲骨辺りのネコ背の丸まりはそのままで、ヒザを前方へ出すように曲げて上半身を後ろへ反らせる動きをしてしまいます。結局、背中の丸まりはそのままになっており、肝心の背中の丸まりが伸ばされずに腰を反らせる動きとなっていません。腰痛などを改善するために後屈を行う時には手を腰に当てて行うのでは無く、両腕を上げて後ろへ反らせるようにするバンザイをしながら後屈を行った方が良いと思います。そうすることで肩甲骨や鎖骨辺りの骨や筋肉も後方へ伸びる動きができて、腰の骨や筋肉なども動かすことができるのではないかと思います。

健康のためにさまざまな体操をしていきますが、運動の仕方に気を付けていかないと逆効果となってしまう場合があるかもしれません。肩こりのための運動や首の運動、腰や足の為の運動においてもその部位を動かす運動となっているのか鏡などを見ながら行っていかないと、首こりや肩こり・腰痛の改善とはならないと思います。

 

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