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？(クエスチョン)の背骨
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？(クエスチョン)の背骨
正常な姿勢をしている方は、真横から見てみると背骨は自然なＳ字となっているものですが、肩こりの方や腰痛の方は ？(クエスチョン)の背骨となっている方が多くみえます。正常な方の背骨は肩甲骨辺りはゆるく丸まっており、腰の骨はその逆に丸まってＳ字の形となっています。しかし、パソコンや下を見てばかりいる仕事などをする方は、肩甲骨辺りの丸まり(ネコ背)が強くなり、それによって前弯している腰の骨が後方へと歪んでしまいます。また、立ち仕事をしている方などもお尻から上辺りから前のめりとなっているために、腰から上が前に丸まった姿勢となってしまい、前弯している腰の骨が後方へと歪んでしまいます。このような姿勢を長期間していると、初めに述べたように正常な背骨がＳ字であったのが？の形となってしまいます。
この？の形の背骨の方は、上半身がきついネコ背となっており首のコリと肩こり・背中全体の張りが起こってしまい、腰においては前弯によって上半身と下半身のバランスと取っていたのに体全体が前のめりとなり、背骨全体やふくらはぎなどの背骨を支えている筋肉が疲労を起こしてしまい、首のコリと肩こり・背中全体の張りが起こってしまいます。これは若い時からの姿勢(バランス)が変なクセによって起こり、本人にとっては正常な姿勢と思っていても周りから見たら「なんてネコ背がヒドイ人なんだ」と思われているかもしれません。実際、当院にて真後ろや真横の写真を撮って見てみると、「こんなに上半身が丸まっていたのか」「右肩がかなり下がっているな」と言われる方が多くみえます。
常日頃、鏡などを見ながら姿勢に気を付けていかなければならないと思います。姿勢を気にしていくことで、首のこりや肩こり・腰痛、偏頭痛などの改善だけではなく、圧迫されている内臓の不調にも良い結果が起こることもあるかもしれませんので、背筋を伸ばす運動をしていってください。
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