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登山でのリュック(頭痛・めまい・背中の張り)
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登山でのリュック(頭痛・めまい・背中の張り)
この患者さんは１年ぶりに来院されたのですが、腰の痛みで来られました。初めて来院されてカルテを見てみると、首の痛みがあり酷い時には”めまい”もあって薬や病院などへ行ったりしていたそうです。その患者さんに「めまいはありますか？」と聞いてみたところ、「そう言えば最近は無いな～」と言ってきました。この言葉は久しぶりに聞いたのですが、以前も、年配の男性が同じように「そう言えば無いな～」と忘れるくらい頭痛が無くなっていると言われたことがあったことを思いだしました。この患者さんの首の矯正を行っていったのですが、首の両サイドの筋肉がかなり凝っておりポインターにて矯正をしていきました。しかし、肩甲骨辺りを見てみるとかなりのネコ背となっていたのでカルテを見てみると、登山が趣味であると記入してあったのでそのことを聞いてみると、重いリュックサックを背負って行かれるそうで、このことがネコ背の原因の一つではないかと思いました。さらには、お仕事もパソコンを使って会計処理などをしているために、イスに座って背中を長時間丸めて座って行っていることで背中が丸まってしまったのだろうと思われました。登山でリュックを背負っていることで背中が丸まり、重たいものが入っていることで首にも変な重みが加わっていってしまい、首の筋肉が緊張して首のコリが起こったと思われます。やはり首のコリの原因の一つには、背中の丸まりや体の傾きによって頭を支えていくことで、首のコリが起こってしまうのだと思いました。この患者さんには、登山に行っている最中にも必ず上半身を後ろに反らせる体操、通常のラジオ体操のように腰に手を当てて反らせるのではなく、”バンザイ”をするように上半身を反らせる体操を行ってくださいと助言しました。重いものを持ち上げる時には、首などに無理な力が加わってしまい、頭に近い首の骨も歪んでしまって”めまいや頭痛・目の痛み”なども起こってしまうのだと思います。
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