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足の痛み(足先・ふくらはぎ・股関節)
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足の痛み(足先・ふくらはぎ・股関節)
前回と一緒で”足が痛い”とって言っていてもどの部分が痛いのか、その部分において痛みを作る原因が違ってきます。子供の時に持っていたビニール製の人形をおもちゃ箱などにしまっている時、人形の上に重いものを置いてしまい人形が曲がってしまったことがある方も見えると思います。これは、人形に横や斜めから強い力が加わって不自然な圧力が加わることで、人形がくの字に曲がってしまいます。人間の生活においても同じようなことが起こっています。人間の足はこの人形のようにお尻の両サイドに足を付ける穴のような関節があり、足には大転子の内側に凸部の骨があることで骨盤と繋がっています。人形が重いものを乗せてしまったことで足全体がくの字に曲がってしまうように、人間の足も上半身が傾いていたり横に傾いていたりして歩くと、これらの関節には不自然な力が加わって痛みとなります。ふくらはぎが痛んだり張ったりすることは、上半身がネコ背で重心も前面にあり足で踏ん張ることをするために起こります。本人がスポーツなどで自覚があれば改善することは容易ですが、原因が分からない方はほとんどこのネコ背などの重心が前のめりになっているためだと思われます。日常生活で無意識的にふくらはぎの筋肉を使っており、この姿勢やふくらはぎの筋肉に力を入れることは普通のことと認識しているために、ふくらはぎの張りや痛みは無くならないと思います。常日頃、自身の真横の姿勢に気を付けていく必要があると思います。
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