体操の仕方(説明が正しかった!)

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体操の仕方(説明が正しかった!)

院長のブログ

2018/04/12 体操の仕方(説明が正しかった!)

先週TV番組にて、肩こり・腰痛の予防の体操の仕方を紹介していましたが、紹介していた方はスポーツトレーナーの方で「筋肉を中心の体操の仕方」として放映していました。以前にも肩こり・腰痛に効く体操としてさまざまな体操の仕方を紹介していましたが、今回は間違った体操の仕方としていろいろなチェックポイントを述べていました。上体を後ろへ反らせる体操の仕方ですが、間違った体操では上半身を後ろへ反らせる時に、ひざを曲げて後ろへ反らせる体操をしているために、上半身が(肩甲骨回り)後ろへ反らされずに、ひざだけ曲げて上半身を後ろへ反らしており、体操としては良くないと言っていました。当院にて初めて来院された方に説明するときに、今回のTVで紹介された件のことを数年前から教えていたのですが、やはり正しかったのだなと思いました。

当院にて初めて前屈や後屈を患者さんにしてもらうと、前屈はきつそうにではありますができるのですが、後屈になると両腕が頭の横に付けて後ろへ反らせることができず、両腕が顔の前あたりまでしか上げられず、上半身を後ろへ反らせることができずに後屈をする方が多くみえます。更にひどい方は、前に述べたように、ひざを曲げて後屈をされる方もみえます。こういう患者さんは、肩甲骨回りのネコ背が強い為に、肩甲骨回りを後ろへ反らせることができ辛くてこのようになってしまいます。主な原因は、肩甲骨回りの筋肉が固くなっているために、腕を後ろへ反らせることができにくくなっています。しかし、それだけではなく、前方へ良く曲げる個所の背骨自体が後方へ歪んでいるために、背骨の並びが悪くなっており、後方に歪んだ背骨が引っ掛かったようになって、上半身が後方へ反らせることができ辛くなるようです。つまりネコ背の方は、肩甲骨回りの筋肉が固くなっていると同時に、一部の背骨が後方に歪んでいることで、後ろへ反らせることができ辛くなっていると思います。なので体操をすることは重要ですが、歪んだ骨があると頑張って体操をしても、歪んだ骨の矯正をして正しい背骨の並びにしていないと、有効な体操にならないと思います。

肩こり・腰痛改善の体操を毎日していくためにも、その前に背骨の歪みを正してから行った方が良いと思います。

 

 

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